京都守護職屋敷址

KA016

きょうとしゅごしょくやしきあと
石碑(0004903)石碑周辺(0005054)

 京都守護職は,文久2(1862)年,京都の治安維持のために設立された幕府の役職で,会津藩主松平容保が就任した。京都所司代・京都町奉行などの上位に位置づけられた。その役宅は,はじめ黒谷金戒光明寺内に置かれたが,文久3年末この地に新築された。慶応3(1867)年12月に廃止され,その跡地には京都府庁が移転した。この石標はその役宅跡を示すものである。

所在地上京区下立売通釜座上る(京都府庁内)
位置座標北緯35度01分12.2秒/東経135度45分20.4秒(世界測地系)
建立年1932年
建立者京都市教育会
寸 法高118×幅21×奥行21cm
碑 文
[北西]
京都守護職屋敷【「址」埋没カ】
[南西]
京都市教育会
[北東]
昭和七年十一月建之
調 査2002年2月5日
備 考

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