御大典記念埋立工事竣工記念碑HU167 |
ごたいてんきねんうめたてこうじしゅんこうきねんひ |
現伏見区内の宇治川派流では両岸の護岸が壊れ,塵芥が捨てられていたので,紀伊郡伏見町では川岸を埋立て川幅を適正にし,護岸を整備する事業を始めた。この事業は昭和4年5月に市制を敷いた伏見市に引き継がれた。伏見市では昭和4年11月の昭和天皇即位大典を記念して事業を完成させようと工事を急ぎ,昭和5年3月31日をもって竣工した。この碑は伏見町・伏見市による埋立工事竣工を記念するものである。なお伏見市は昭和6年4月1日に京都市と合併した。 |
所在地 | 伏見区東柳町(蓬莱橋南詰) |
位置座標 | 北緯34度55分47.5秒/東経135度45分35.8秒(世界測地系) |
建立年 | 1930年 |
建立者 | 伏見市 |
寸 法 | 高270×幅65×奥行34cm |
碑 文 | |
[西] | |
埋立総面積 三千三百二拾四坪四勺 | |
工事豫算決定額 金二十三万二千二百九拾五円 | |
御大典記念埋立工事竣工記念碑 | |
起工 昭和三年十一月十三日 | |
竣工 昭和五年三月三十一日 | |
伏見市長 中野種一郎 建之 | |
調 査 | 2012年5月31日 |
備 考 | この工事の経緯については京伏合併記念会編『京伏合併記念伏見市誌』(1930年同会刊)に詳しい |
位置図 | |