伏見義民伏見屋清左衛門碑

HU149

ふしみぎみんふしみやせいざえもんのひ
石碑(0027868)石碑周辺(0027869)

 天明5(1785)年9月,伏見の町人文殊九助と丸屋九兵衛が寺社奉行へ出訴した。これは伏見奉行小堀政方が町人に対し不法な御用金を課したことなどを訴えたものである。その後京都町奉行所や評定所で審理が行われ,天明8年5月に小堀は改易,出訴当事者として調べられた町人7名は御構いなしという判決が出された。しかし7人ともすでに病死や牢死で判決時に在世したものはいなかった。伏見屋清左衛門は7人の一人で,この碑は清左衛門を顕彰するものである。

所在地伏見区新町八丁目(真西寺内)
位置座標北緯34度56分14.7秒/東経135度45分47.3秒(世界測地系)
建立年1918年
建立者伏見義民会
寸 法高138×幅88×奥行11cm
碑 文
[東]
天明義民伏見屋清左衛門之碑
[西]
天明七年九月十九日於京都歿
大正七年十一月建碑
               伏見義民会
調   査2008年5月6日
備   考

位置図
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