京都陸軍病院跡

HU071

きょうとりくぐんびょういんあと
石碑(0009350)石碑周辺(0009355)

 明治40(1907)年6月,この地に陸軍衛戍病院が建てられた。平時は第十六師団関係兵士の診療,戦時には戦地から戦傷病兵の収容治療並びに衛生兵の教育養成を担った。昭和20(1945)年12月,国立京都病院に継承された。この石標は京都陸軍病院の跡を示すものである。

所在地伏見区深草向畑町(京都医療センター内)
位置座標北緯34度56分16.7秒/東経135度46分16.1秒(世界測地系)
建立年1984年
建立者京病会記念碑設立委員会
寸 法(正碑)高144×幅83×奥行46cm/(副碑)高71×幅95×奥行17cm
碑 文
[南]
京都陸軍病院趾
[副碑]
   京都陸軍病院記念碑由来
京都陸軍病院ハ明治四十年六月
衛戍病院トシテ此ノ地ニ開設セラ
レ   ソノ後継続シテ傷病将兵ノ収
容治療並ニ衛生部員ノ教育養成ヲ
担ッテイタカ昭和二十年十二月国
立京都病院ニ継承サレタ   京都陸
軍病院ニ関連シタ者テ組織スル京
病会ハ創立二十周年記念事業トシ
テ其ノ名ヲ後世ニ遺スヘク此所ニ
記念碑ヲ建立スル
   昭和五十九年八月
            京病会記念碑設立委員会
調 査2002年3月4日
備 考

位置図
位置図

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