愚庵終焉地

HU055

ぐあんしゅうえんのち
石碑(0029056)石碑周辺(0029057)

 愚庵(1854〜1904)は,福島県出身で俗名を天田五郎といった。戊辰戦争で行方不明になった両親・妹を探して多年諸国を遍歴し,山岡鉄舟(1836〜88)を知り,清水次郎長(1820〜93)を紹介され,一時はその養子にもなり,次郎長を有名にした『東海遊侠伝』を著した。上洛して天竜寺に入り,座禅をしながら和歌や漢詩を作り,各界知名の士と交遊し,明治34(1901)年この地に草庵を結び住した。この石標は愚庵終焉の地を示すものである。

所在地伏見区桃山町泰長老
位置座標北緯34度55分49.9秒/東経135度46分27.1秒(世界測地系)
建立年
建立者
寸 法高105×幅17×奥行10cm
碑 文
[東]
愚庵終焉之地
[西]
花押影
調 査2002年2月26日
備 考

位置図
位置図

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