淀川瀬水車旧趾HU047 |
よどのかわせのみずぐるまきゅうし |
淀の地には昔から水車が設けられ,12世紀末の『梁塵秘抄』にも淀の川瀬の水車と詠われた。江戸時代には淀城北側,桂川と宇治川の合流点附近に大小二つの水車があった。大は直径8間,小は6間で,川の水を吸い上げ,淀城の泉水に引いていた。この水車は,天正14(1586)年,淀水運支配河村与三右衛門(?〜1615)が作ったもので,もとは農業用であった。この石標は水車の跡を示すものである。 |
所在地 | 伏見区淀本町 |
位置座標 | 北緯34度54分20.5秒/東経135度42分59.5秒(世界測地系) |
建立年 | 1928年 |
建立者 | 三宅安兵衛遺志 |
寸 法 | 高136×幅19×奥行20cm |
碑 文 | |
[東] | |
淀川瀬水車旧趾 | |
[西] | |
昭和三年秋 京都三宅安兵衛依遺志建之 | |
調 査 | 2002年2月13日 |
備 考 | 2013年に南西方向へ約20メートル移築/移築前の旧データはここ |
位置図 | |