子安塔跡

HI109

こやすのとうあと
石碑(0015407)石碑周辺(0015409)

 子安の塔は正式名を泰産寺という三重の塔で,本尊の観音は安産に御利益があるとして尊崇されている。光明皇后(701〜60)によって天平年間に建立されたと伝えられており,その歴史は本寺である清水寺よりも古い。この石標は,子安の塔が明治43(1910)年に現在地に移転される以前の所在地を示すものである。

所在地東山区清水一丁目
位置座標北緯34度59分43.3秒/東経135度46分58.2秒(世界測地系)
建立年1910年
建立者
寸 法高165×幅18×奥行13cm
碑 文
[北]
光明皇后
               子安塔跡
念持観音
[東]
明治四十三年十二月境内下山ニ移ス
[南]
当山末泰産寺跡
調 査2003年11月5日
備 考

位置図
位置図

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