阿国歌舞伎発祥地

HI022

おくにかぶきはっしょうち
石碑(0007038)石碑周辺(0007043)

 出雲阿国(生没年未詳)は,出雲大社巫女と称し神歌や小唄を歌い,それに伴う踊りを踊った。天正10(1582)年奈良春日社若宮拝殿でややこ踊りを演じたとあるのが初見。慶長8(1603)年京都で念仏踊りを始め,簡単な所作を加えた阿国歌舞伎を創始。五条河原や北野社境内勧進能の舞台跡を借用して筵張りの囲いで上演した。この石標は,阿国歌舞伎発祥地を示すものである。

所在地東山区川端通四条下る(南座西側)
位置座標北緯35度00分12.5秒/東経135度46分18.9秒(世界測地系)
建立年1953年
建立者松竹株式会社
寸 法高127×幅85×奥行48cm
碑 文
[西]
阿国歌舞伎発祥地
[東]
文化財保護委員会委員長
日本芸術院長
            高橋誠一郎書
(台座北)
昭和廿八年十月
      松竹株式会社建之
調 査2002年2月20日
備 考

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