小野篁卿旧跡HI012 |
おののたかむらきょうきゅうせき |
小野篁(802〜52)は,『令義解』を撰進し,遣唐副使に任ぜられながら大使と争い病として渡航しなかったため流罪となった。のち許されて帰京し博識多才をもって知られた。篁は野狂ともいわれ奇行が多く,のちに篁の亡霊が,珍皇寺門前の六道の辻からに冥府に通ったという伝説が生じた。この石標は,その伝説に基いた小野篁の旧跡六道珍皇寺を示すものである。 |
所在地 | 東山区松原通東大路西入轆轤町(六道珍皇寺前) |
位置座標 | 北緯34度59分51.6秒/東経135度46分31.3秒(世界測地系) |
建立年 | 1913年 |
建立者 | 伊藤喜三郎・永田彦兵衛 |
寸 法 | 高161×幅21×奥行21cm |
碑 文 | |
[南] | |
小野篁卿旧跡 | |
[東] | |
伊藤喜三郎 | |
寄附者 | |
永田彦兵衛 | |
[西] | |
大正弐年五月 現住規道代 | |
調 査 | 2002年2月18日 |
備 考 |