六道の辻HI011 |
ろくどうのつじ |
六道とは,仏語で衆生が生前に業因により生死を繰り返す六つの迷いの世界。すなわち,地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人間・天上をいう。六道の辻は,六道へ通じる道の分かれる所の意で,一般的に珍皇寺の門前のことをいい,松原通の轆轤町と新シ町の間を南に至る丁字路をさす。珍皇寺ゆかりの小野篁(802〜52)が冥府との往復を果たしたという伝説から,この地が六道の辻と称された。この石標は六道の辻を示すものである。 |
所在地 | 東山区松原通東大路西入轆轤町(六道珍皇寺前) |
位置座標 | 北緯34度59分51.7秒/東経135度46分31.2秒(世界測地系) |
建立年 | 1995年 |
建立者 | 深川洋子 |
寸 法 | 高150×幅70×奥行35cm |
碑 文 | |
[南] | |
六道の辻 | |
大椿山六道珍皇寺 | |
[北] | |
平成七年三月吉辰 | |
施主 深川洋子 | |
当山現住 興宗代 | |
調 査 | 2002年2月18日 |
備 考 |