建仁寺領新家地境界石 ■■旧データ■■HI174 |
けんにんじりょうしんいえちきょうかいせき |
東山区新道学区の西御門町・森下町・金屋町・西川原町・山田町・田中町の6か町は,正徳2(1712)年に建仁寺領の畑地を開発してできた市街地(新地)である。この石標は金屋町に所在する。おそらく新地の東端を表示するものであろう。「七十六間一尺七寸五分」を6尺5寸=1間で計算すると約147メートルで,金屋町東端から田中町西端までの距離に相当するから,現在位置から東の金屋町東端に建てられたものである。 |
所在地 | 東山区本町通五条上る東側 |
位置座標 | |
建立年 | (正徳2年カ) |
建立者 | |
寸 法 | 高57×幅16cm |
碑 文 | |
[南西] | |
建仁寺領新家地 | |
[南東] | |
従是西杭迄建仁■【以下埋没】 | |
七十六間一尺七寸五分 ■【以下埋没】 | |
調 査 | 2011年1月2日 |
備 考 | 建仁寺領新家地の境界石は他に建仁寺内東陽坊庭園および東山区民家内に所在するが未調査 |