各史跡石標・道標の個別データは,(1)名称(2)史跡石標・道標の画像(3)解説[史跡石標のみ](4)所在地(5)位置座標(6)建立年(7)建立者(8)寸法(9)碑文(10)碑文の大意(11)調査(12)備考(13)位置図,以上の13項目からなります。各項目の詳細は以下のとおりです。

(1)名称
 ・史跡石標の名称は石標自体に刻まれたタイトルをそのまま,または簡略にしたものを採用しました。「御」「先生」などの敬称もそのまま表示しました。
 ・道標の名称は方角・行先等から重要であると思われる部分を摘記したものを採用し,末尾に「【道標】」の表示を附しました。
 ・史跡石標で「〜之跡」のように記される場合は,名称からは「之」字を省いています。
 ・名称に附した「SA001」のような5文字は,英字が行政区を,数字が調査番号を表します。
(2)史跡石標・道標の画像
 原則として史跡石標・道標それ自体の写真と,所在地を中心とした周辺の写真の2点を掲載しました。
(3)解説
 史跡石標についてのみ簡単な解説を附しました。
(4)所在地
 ・調査時点の所在地を,市内中心部は「〜通〜上る」のような通り名で,それ以外は町名で表示しました。所在地の目安とした建物等に変化があった場合は備考欄に記しました。
 ・各種文献に記された所在地と調査時点での所在地が異なる場合があります。とくにそのことの注記はしていませんが,備考欄に掲げた文献を参照すればおのづから明らかになるように留意しました。ただし今回の調査によって移設が判明した場合には備考欄にその旨を注記しました。
(5)位置座標
 ・所在地を緯度と経度で表示しました。測定には携帯用GPSを使用し,世界測地系(JGD2000)に基づき計測しました(2014年10月21日に日本測地系(Tokyo)から移行)。計測条件等により大幅な誤差が出る場合がありますのでご注意ください。
 ・位置座標一覧のcsvファイルはここからLZHファイルをダウンロードできます。なお,一覧のファイル名中の数字6桁は作成年月日を示します。必ず同梱した「かならず読んでね.txt」をお読みください。とくに測地系移行の記事にはご注意ください。
(6)建立年
 ・原則として史跡石標・道標に記されたものを採用しました。復元碑は復元された年を表示し,原碑の建立年が判明する場合は( )内に補記しました。
 ・明治5年以前は和年号で,明治6年以後は西暦で表示しました。
(7)建立者
 建立の主体を採用し,寄附者,発起人等は省きました。三宅安兵衛の遺志を受け三宅清治郎が建立した石標は「三宅安兵衛遺志」と記しました。
(8)寸法
 主要な情報が表記されている面を正面と仮に定め,高さ×幅×奥行をセンチメートル単位で表示しました。碑身のみの寸法で,台座・基壇・亀趺などは含みません。
(9)碑文
 ・表示の都合により原碑の碑文が縦書きであっても横書きで表示しました。原碑が横書きで,写真で判断しがたい場合は,横書きである旨を明示しました。
 ・各面の碑文を省略することなく表示しました。
 ・漢字は該当するものがあれば常用漢字体に,かなは現行の字体に改めました。
 ・JISにない漢字は*のような記号でその場所を示し,末尾に画像を表示しました。
 ・画像や記号が刻まれている場合には(商号)(梵字)のように表示し,できるだけ画像で表示するようにしました。
 ・剥落・摩滅・埋没等による不可読文字は■で,文字が表示されていることは明らかであるが読めない文字は□で表示しました。
 ・原碑の一行が画面上では二行以上になることがあります。この場合は原碑の行の切れ目を 」 で表示しました。
 ・【 】内は本サイト運営者による注記です。
(10)碑文の大意
 碑文が漢文等の場合,クリックすれば大意を表示できるようにしました。あくまでも大意であり,現代語訳ではありません。
(11)調査
 調査年月日を表示しました。石標の位置や状態に大きな変化があった場合は,その変化を調査確認した年月日を表示しました。なお,写真はかならずしもこの調査日に撮影されたものとは限りません。
(12)備考
 ・石標の位置や状態に変化があり,データを更新した場合には備考欄に注記しました。
 ・備考欄において注記に使用した文献の詳細は以下のとおりです。文献Aに収める道標はその旨を明記しました。これは京都の道標を網羅した文献Aの刊行から40年近くを経過し,現状が大きく変化しているので,比較対照できるようにするためです。

  A 出雲路敬直監修・精華女子高等学校地歴クラブ編『京都の道標』(1966年精華女子高等学校刊)
  B 出雲路敬直『京のしるべ石』(1975年泰流社刊)
  C 濱千代清『京都・滋賀 碑の頌』(1998年京都新聞社刊)
  D 中村武生「京都三宅安兵衛・清治郎父子建立碑とその分布--大正期及び現京都市域を中心に--」『花園史学』第22号(2001年花園大学刊)

(13)位置図
 ・石標の所在地点を地図画像中に朱点で表示しました。市内中心部の「〜通〜上る」で位置が特定できるものについては省略しました。
 ・使用した地図は,国土地理院長の承認を得て,同院発行の数値地図25000(地図画像)を複製したものです(承認番号 平14総複,第495号)。