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 平成24年第1回定例会 【採択請願】

阪急西院駅のバリアフリー化[受理番号6]

(24年3月2日採択)

(要旨)
 阪急西院駅は,昭和6年(1927年)に建設された当時のまま今日に至っている。駅の利用に対して,「階段数が多く(50段),大変」「下からの突風が強く,転倒してけがをした」「子供が孫を連れて帰ってくるときは,ホームまで出迎える」などの意見が多数寄せられ,今日までにも地元の人たちも改善に向けての取組を進めてきたが,いまだに実現していない。
 我々は阪急電鉄との交渉も回数を重ね,また,駅頭で署名活動に取り組み,約3,000筆を集約し,阪急電鉄へ提出してきた。阪急電鉄は「幾つかの設計プランを作成し,それをもって京都市の協力を得たい」との考え方を我々に示した。
 4万人以上の乗降客が利用する駅でバリアフリー化が実現されていない駅は,残念ながら阪急西院駅だけである。多くの利用者が切実に駅の改善を求めている点からも,京都市の積極的な阪急電鉄への働き掛けと歩道使用等の承認の協力と援助が必要である。
 京都市とのこれまでの交渉において,「阪急電鉄が具体的計画を作成するなら,京都市も検討する」との経過があり,こうした経過を尊重し,一日も早くエレベーターの設置をはじめとしたバリアフリー化の実現を願う。

阪急西院駅のバリアフリー化[受理番号8]

(24年3月2日採択)

(要旨)
 平安時代の初期,淳和天皇の離宮から由来のある西院は,今もなお,大阪方面からの観光客や通勤,通学でにぎわう京都の交通の要衝である。 昭和3年に開業した西院駅は,大宮駅まで延伸された昭和6年に地下化された駅であり,今日に至っている。利用客も1日約4万人であり,西院の学区民のほとんどが地域の歴史と共に親しんできた駅である。
 しかし,高齢化社会の急速な進展と共に,障害のある方々や妊娠されている方,ベビーカーを押されている方々が,日々,苦労しながら駅を利用される姿を見るに耐えない。これまでから,地域の声として駅の改善を京都市や阪急電鉄に訴えてきたが,駅の構造上の問題でバリアフリ ー化への前向きな回答は得られなかった。
 京都市が取り組んでいる,歩いて楽しいまちの実現には,阪急西院駅をはじめ,駅のバリアフリー化が不可欠である。
 ユニバーサルデザインが叫ばれる社会の中で,京都のまちの交通の要衝である西院駅こそが,そのモデルとなっても不思議ではない。また,そのことで公共交通の利用者は一層増加することと思う。
 この度,これからの10年間の駅のバリアフリー化整備に取り組むようであるが,この機会に何としてもエレベーター設置をはじめとする西院駅のバリアフリー化を実現していただきたいというのが,我々,西院で生活する住民の強い願いである。
 是非,京都市が中心となり,阪急電鉄,国,京都府が連携し,西院駅のバリアフリー化を早期に実現することを願う。

JR桃山駅のバリアフリー化[受理番号9]

(24年3月2日採択)

(要旨)
 明治28年に開業したJR桃山駅は,伏見桃山陵のふもとに位置し,近鉄桃山御陵前駅,京阪伏見桃山駅と共に地域住民に親しまれ,利用され続けてきた貴重な移動の拠点である。  
 我々桃山学区の住民は,より利用しやすい桃山駅となるように,長年,駅のバリアフリー化について要望を続けてきた。しかし,平成14年に策定された,京都市交通バリアフリー全体構想では,桃山御陵前駅と伏見桃山駅はバリアフリー化の対象となり,利用人数が5,000人に満たないJR桃山駅は選ばれなかった。  
 この間もJR桃山駅を利用する高齢者や障害のある方などが日々苦労しながら連絡橋を利用される姿を目の当たりにしており,我々桃山学区民は,その後の10年間も常に地域の重点要望として京都市とJR西日本に駅施設改善の要望を続けてきたが,今なお実現していない。  
 現在,京都市では,今後の10年間に取り組む駅のバリアフリー化に関する構想をまとめていると聞いている。また,国のバリアフリー化の整備対象となる駅の基準が改正され,JR桃山駅も対象となる,利用人数が3,000人となっている。  
 JR桃山駅は高齢者福祉総合施設をはじめ,桃山高等学校,呉竹総合支援学校が近接し,また,平成19年度には伏見桃山城運動公園も開設されたことから,バリアフリー化の整備が実現されれば,高齢者や障害のある方はもとより,もっと多くの方がこの駅を利用することになる。  
 是非ともこの機会に,京都市がJR西日本,国,京都府に働き掛け,JR桃山駅のバリアフリー化を一日も早く実現することを願う。

JR桃山駅のバリアフリー化[受理番号11]

(24年3月2日採択)

(要旨)
 近年,JR奈良線桃山駅は,通勤,通学をはじめ,伏見区の住民や桃山周辺に住む人々にとって生活の足として利用数が増えてきている。しかし,上りと下りをつなぐ跨線橋の階段が高齢者や身体にハンディキャップのある人,幼児を連れた人にとって大変な障害になっている。  
 ついては,JR桃山駅のバリアフリー化を一日も早く進めるために,次のことを願う。
 エレベーターを設置(車椅子利用者や身体にハンディキャップのある人,高齢者が利用しやすい駅にする)
 階段に屋根を設置(雨の日は水たまりもあり,滑りやすく危険なため)
 2番ホームに転落防止柵の設置(快速急行通過時の安全の確保)
 トイレの改善(車椅子利用者や誰もが利用できるために)
目次][会期日程][議案審議結果][付帯決議等][意見書・決議][採択請願]

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