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| ■ 平成23年第1回臨時会 【採択請願】 |
| （要旨） 文部科学大臣が諮問する教科用図書検定調査審議会は，平成20年12月25日付け「教科書の改善について−教科書の質・量両面での充実と教科書検定手続きの透明化−（報告）」を報告した。 文部科学省はこれを踏まえ，平成21年3月30日付け「教科書の改善について（通知）」を各都道府県知事及び教育委員会教育長らにあて，「管下の学校に対して，今回の規則等の改正や「報告」の趣旨，内容を周知されるよう」通知している。その通知には，「公正かつ適切な教科書採択の実施について」において，「教育基本法の改正や新しい学習指導要領を踏まえた「教科書改善に当たっての基本的な方向性」を参考にし，各採択権者の権限と責任の下，十分な調査研究が行われ，適切な採択がなされることが必要であること」と記載されている。 平成24年度から4年間使用される市立中学校教科書が京都市教育委員会によって来年度採択されることとなっており，新教育基本法と新しい学習指導要領が施行されて初めての本格的な採択であるだけに，採択権者である京都市教育委員会により，その趣旨を十分に踏まえた採択活動が工夫を伴いなされると考えられる。 ついては，来年度の教科書採択に当たっては，法と要領の趣旨を踏まえて，京都市教育委員会において十分な調査と研究がなされ，公正かつ適切な採択が行われることにより，本市で学ぶ多くの中学生が，先の審議会報告にもあるように，質，量共に充実した教科書を使用できるよう，京都市会において教科書の採択活動に十分な理解を示し，支援することを願う。 |
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