自主的対応策(大規模小売店舗立地法第8条第7項による届出事項変更

届出)の概要



店舗名 ジャンボスクエア山科

所在地 京都市山科区音羽野田町1番地

提出日 平成13年9月19日

概 要 外環状線上の路上駐停車の増加による生活環境への影響課題に対しては,市の意

   見を真摯に受け止め,自主的対応策を計画実行することで,周辺生活環境へ配慮し

   た店舗運営が可能であると考えており,今後も,市担当課,警察,地元の方々と協

   力連携した店舗づくりをよりいっそう進めていく。

    なお,本計画の内容は,既に実施している対策も一部含んでいるが,全体計画の

   実施については,本計画に対する結審後の平成13年10月よりまず3ヶ月間実行し,

   その時点での成果を見極めながら,継続及び追加・見直し等の検討を行っていく。

   また,一旦改善が見られた後で再発した場合には,本計画を再度実施して対応して

   いく。



 (1)ハード的対応

   イ 駐車場の確保

      現在,駐車場待ちによる路上駐車の実体が見受けられないことから,駐車場

     容量的な問題で路上駐停車問題が発生しているとは考えてない。よって,店舗

     所有の駐車場だけで容量の確保ができていると言え,今後とも現在の容量の確

     保に努めて行く。

   ロ 荷捌き場の確保

      搬入業者の路上駐停車についても同様に,北側,西南側にそれぞれ十分な荷

     捌き場所を確保していることから,今後もこの維持運営に努めていく。

 (2)地域におけるソフト的対応

   イ 地元警察との連携

      現在も週1回以上の頻度で,外環状線における路上駐車取締りが行われてお

     り,今後も警察との連携協力関係を築き,より一層の路上駐車撲滅に向けた店

     舗としての対応を図っていく。

   ロ 地域交通指導教育・養成講習会等への参加

      地域における交通問題対策の講習会・研修会へは積極的に社員,警備員を参

     加させるとともに,必要により,警察から直接店舗関係者等へ指導いただける

     ような機会を設定し,より地域に密着した対応を図っていく。

   ハ 交通違反注意喚起の横断幕設置

      交通違反注意及び駐車場利用案内を示した大型で目立つ横断幕を作成し,店

     舗敷地内の入口柱付近に設置して,地域の交通問題対策に協力する(9月末か

     ら設置予定)。

 (3)店舗におけるソフト対応

   イ 警備員の配置対応

      駐車・駐輪場管理における警備員の配置は,平成13年6月より1名増強済

     みであるが,今後は,より一層の路上駐停車問題に対応するため,配置体制を

     見直し,専属の路上駐停車対応員を配置するなど,頻繁なる管理を行っていく。

      この体制は10月から実施し,3ヶ月間後の成果を見極めながら見直し検討

     を行っていく。

   ロ 警備員の教育徹底

      路上駐停車に対応する警備員については,交通法規や指導注意方法等に関し

     て十分な教育を受けた者が対応するものとし,来店者との無用なトラブルが発

     生しないように指導に当たるよう,徹底する。

   ハ 警備員の指導強化

      これまでは路上駐停車をしている方について直接対応できずにいたが,今後

     は,積極的に店舗駐車場利用の誘導案内に心がけ,交通マナーの向上に取り組

     んでいく。

   ニ 駐車場案内チラシの配布

      路上駐停車をしている方に店舗駐車場利用案内チラシを配布し,店舗駐車場

     利用促進を図る。またこのチラシは店舗で行う交通安全対策キャンペーン期間

     中に,直接来店者や購入者に対しても配布し,路上駐停車の撲滅の啓発と店舗

     駐車場利用の促進を図っていく。

   ホ 告知板,看板の設置(路上駐停車対策,公共交通機関利用促進)

      店内の案内板や店舗周辺の掲示板を利用して,各種交通問題対策の啓発を行

     っていく。 

   へ 店内放送による交通安全対策の啓発強化

      これまで週数回かつ1日数回程度で,店内放送により案内してきている路上

     駐停車禁止等の告知については,これを継続強化していく。また,駐車場の利

      用案内や公共交通機関の利用などについても告知内容を広げ,来店者に対して

      広く交通安全対策の啓発に取り組んでいく。

   ト 折込みチラシによる啓発

      折込み広告チラシを利用し,交通安全対策キャンペーン期間中などにおいて,

     新たにコラム欄を設け,交通問題・路上駐停車撲滅・駐車場の利用・公共交通

     機関の利用などについて,案内・啓発を行う。

   チ レシート内案内による啓発

      レシート内情報欄を利用し,交通安全対策キャンペーン期間中などにおいて,

     折込みチラシ内容と同様な案内・啓発の内容を印字して渡していく。

   リ 啓発用ワッペン・腕章の着用

      先の各種啓発活動を実施する期間や,交通安全対策キャンペーン期間中にお

     いては,警備員はもとより,管理職社員についても,交通安全対策内容を記し

     たワッペンの着用・活用による啓発活動も展開し,店舗一丸となって交通安全

     対策に取り組んでいる姿勢を示していく。  

   ヌ 搬入業者指導の徹底

      路上駐停車による搬入作業の禁止について,納入業者への周知徹底を図ると

     ともに,違反時には店舗としても厳罰をもって処するような厳しい姿勢で対応

     していく。

      また,これら業者に対しても交通安全対策キャンペーンの協力・賛同を求め,

     店舗関係者全員で交通マナーの向上に取り組んでいく。

 * 交通安全対策キャンペーン

    自主的対応策を計画的に実行するために,警察との連携なども考慮しながら,店

   舗一丸となって交通安全対策,交通マナー向上対策を期間を決めながら行っていく。

    キャンペーン期間中は,駐車場案内チラシ,告知板,折込みチラシ,レシート等

   について,交通安全対策的な内容に変更させていく。

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