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共汗インタビュー

松山 大耕 さん,

「はばたけ未来へ! 京(みやこ)プラン(京都市基本計画)」 市民の参加と協働で基本計画を作りたい京都を愛する若者たちが活躍

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右/未来の担い手・若者会議U35議長 妙心寺塔頭 退蔵院副住職 松山 大耕 さん
左/未来の担い手・若者会議U35 パブリックコメント部隊リーダー
NPO法人アート・フランまぜまぜ代表 さとう ひさゑ さん

「未来の担い手・若者会議U35」とは?
京都にゆかりのある,概ね35歳未満の若者が平成21年9月に集結。「はばたけ未来へ みやこプラン(京都市基本計画)」への意見を京都市に対して提案するとともに,策定過程の市民参加事業を支援

京都市には,「自分たちのまちは自分たちでつくる」という誇り高きDNAが息づいています。
このDNAを継承する若者たちが,新たな基本計画づくりのために,イベントの開催や市民意見の募集に尽力。
若者たちが提案した未来像「真のワーク・ライフ・バランスを実現するまち・京都」は,基本計画に盛り込まれました。
若者のまち・京都ならではの取組について話をうかがいました。
市民の皆さんに基本計画について一緒に考えてもらうためのシンポジウムを開催されましたが。

松山さん:斬新なシンポジウムをやろうという発想で検討しました。初期には,会場として地下鉄車両の中も候補に挙がっていました。結局,多くの人が自由に来ていただける場所ということで,新風館で開催しました。

さとうさん:メンバーから色々な意見が出されるので,議長は大変だったと思います。

松山さん:京都市に住んでいる方も,京都のことを知らない方は結構多いと思うんです。そこで,平成22年5月に『どうすんねん京都!?』と題したシンポジウムを開催し,会場では来場者にクイズ形式で京都の現状を知っていただきました。10年後の未来を考えるためのきっかけになったと思いますよ。

基本計画策定後も,イベントを開催されたんですね。

松山さん:今度は,なるべく多くの方々に基本計画が策定されたことを知っていただこうという目的で,平成23年1月に『京都の未来を考える 食べ物会議』を開催。B級ご当地グルメに携わっている方々にお越しいただき,まちづくりのヒントをお伺いしました。一般的にシンポジウムだと四百人程度集まればよいのですが,ひとケタ違う四千人以上お越しいただいたんです!そういう意味でも画期的でした。

基本計画に対する市民意見(パブコメ)の募集にも多大な貢献をされましたね。

さとうさん:これまで,ホームページやファックスで受け付ける「守りのパブコメ」が主流でしたが,我々は実際に市民の皆さんの集まる場に積極的に出かける「攻めのパブコメ」を心がけました。具体的には,地下鉄各駅に北山杉製の意見募集箱「パブコメ巣箱」を設置したり,京北町や市立高校,更には音楽フェス「京都音楽博覧会」の会場に出向いて意見を聞く「出前パブコメ」を実施したり。初心者にも応募しやすい工夫を心がけました。自分たちが出て行って,声を出して,明るい雰囲気を作ると,市民の方々も意見を出してくれるんですよ。

活動して思うことは?

さとうさん:我々の提案により基本計画に盛り込まれた「真のワーク・ライフ・バランス」を推奨したいです。経済最優先ではなく,多様な生き方ができる京都であってほしいな,と感じました。

松山さん:京都が本当の意味で若者のまちとなるためには,若い人たちが根付く京都であってほしい。長い歴史で培われてきた風習や行事などが失われつつあるなかで,京都が果たせる役割をみんなで考えたい。京都のことを責任を持って考えられるのは,京都市民なんだと改めて思います。

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