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 平成19年第1回定例会  【付帯決議等】


議第18号 平成19年度京都市病院事業特別会計予算

(19年3月13日付帯決議)

 市立京北病院は,京北地域の地域医療の拠点として,大変重要な医療機関である。しかしながら,整形外科の常勤医師の確保ができていないほか,内科においても1名の常勤医師しかいなく,高齢者の割合が高い京北地域において必要なときに安心して医療に掛かることができるのかとの不安の声が高まっている。
 また,医師や患者をサポートする看護師についても人手が足りない状況である。
 よって,整形外科の常勤医師は当然のことながら,内科の常勤医師,また,看護師の確保について,今まで以上に強力に大学や医療関係機関への働き掛けをすること。
 京都市立病院は,「地域がん診療連携拠点病院」として「がん拠点病院」と連携を図り,情報や人材の交流などを通して,がん医療の質の向上を目指すとともに,放射線治療の推進と専門医の育成,早期からの緩和ケア及びがん登録の推進に取り組むこと。

(賛成会派)
1,2 全会派


議第19号 平成19年度京都市水道事業特別会計予算

(19年3月13日付帯決議)

 安心安全の水道水の供給は本市水道事業の本来の使命であるが,残存する鉛製給水管が人体に害を及ぼすことが懸念されている。
 本年度から年間4億円の予算で鉛製給水管の布設替えが計画されているが,現状のペースでは,完了まで約20年の歳月を要するとみられる。市長は,約10年ですべて取り替えられるよう検討すると答弁されたが,更に努力され,可及的速やかに完了されるよう取り組まれたい。

(賛成会派)
全会派


議第21号 平成19年度京都市自動車運送事業特別会計予算

(19年3月13日付帯決議)

 公共交通である市バスは,市民生活をはじめとして,観光や環境政策の観点からも極めて重要な都市基盤として,市民活動を支えている。
 マイカーを中心に,交通手段が多様化する中で,ここ数年,本市のバス事業においては,全車両数の2分の1を民間バス事業者に管理の受委託を行い,その運行をゆだね,一定の財政効果を上げてきた。
 しかしながら,平成19年度予算において,管理の受委託の委託料は45億円に上り,また,本市の厳しい財政下にあって,生活支援路線に対する補助金も11億円に上っている。
 このため,今後これまで以上に受委託路線における乗客増対策や効果的な運営に一層努め,更なる経済性を発揮すべきである。

(賛成会派)
自由民主党京都市会議員団,公明党京都市会議員団,民主・都みらい京都市会議員団,無所属


議第21号 平成19年度京都市自動車運送事業特別会計予算
議第22号 平成19年度京都市高速鉄道事業特別会計予算

(19年3月13日付帯決議)

 平成19年度に地下鉄東西線が天神川まで開通するとともに,右京区総合庁舎をはじめとする公共施設の整備により,新たな拠点が誕生し,このことは,右京区をはじめ本市西部地域の発展に大きく寄与するものである。
 ついては,地下鉄東西線天神川駅の開設に併せて,十分な事前の調査,検討を図りつつ,右京区民をはじめとする市民の要望を踏まえ,地下鉄,京福電鉄との連携の下,市バスのネットワークの構築を行い,速やかに周知することにより,一人でも多くの市民に利用され,愛される市バスであるとともに,公益性と経済性の向上に努めること。

(賛成会派)
全会派


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