平成30年定例会(7月特別市会)

最終更新日:平成30年7月26日

意見書・決議

大阪府北部を震源とする地震及び平成30年7月豪雨の災害対応の検証と災害体制の再構築を求める決議

(平成30年7月26日提出)

 

この度の平成30年7月豪雨は,広島県,岡山県,愛媛県を中心に,西日本において数多くの尊い命が失われるなど,未曾有の大災害をもたらし,京都市においても建物や道路,農地,林道などに多数の被害が発生した。
 ここに,犠牲となられた方々に深甚なる哀悼の意を表するとともに,御遺族並びに罹災された方々に衷心よりお見舞い申し上げる。
 近年,甚大な被害をもたらす大規模災害が頻発しており,豪雨災害は,京都に甚大な被害をもたらした平成25年の台風18号による大雨をはじめ,平成27年9月の関東・東北豪雨,平成28年8月の北海道・東北豪雨,平成29年7月の九州北部豪雨と毎年のように発生している。また,大地震についても,去る6月の大阪府北部を震源とする地震,平成28年の熊本地震が発生しており,今後,京都市においても,花折断層等を起因とする地震が想定されている。
 よって,京都市は,大阪府北部を震源とする地震及び平成30年7月豪雨の災害対応を早急に検証し,市民や現場に関わった方々の声を踏まえ,災害体制を速やかに再構築することを求める。

 

 以上,決議する。