選挙フレンズ 京都市選挙管理委員会事務局

選挙は、大きく国政選挙と地方選挙に分けられます。
それぞれどのように違うのでしょうか？
その違いをみてみましょう。

国政選挙

日本の国のことを話し合う代表者を選ぶ選挙が「国政選挙」です。
国政選挙には、衆議院議員選挙と参議院議員選挙の2種類があります。
日本は二院制で、国会議事堂を正面から見て左側が衆議院、右側が参議院です。
二つの院の選挙の違いはどんなところなのでしょうか？
さっそく見ていきましょう！

衆議院議員総選挙とは

衆議院議員の全員を選ぶために、小選挙区選挙と比例代表選挙が同時に行われます。投票の際に、小選挙区選挙は自分が支持するその地区の候補者の名前を記入し、比例代表選挙は、支持する政党等の名前を記入します。
任期満了（4年）による場合と、衆議院の解散によって行われる場合があります。

京都市の小選挙区

全国を289の選挙区にわけて、1選挙区につき1人の議員を選出します。京都市は4つの選挙区にわかれています。

京都府第1区～第6区の区域

【定数：各選挙区1名】

第１区・・北区，上京区，中京区，下京区，南区
第２区・・左京区，東山区，山科区
第３区・・伏見区，向日市，長岡京市，乙訓郡
第４区・・右京区，西京区，亀岡市，南丹市，船井郡
第５区・・福知山市，舞鶴市，綾部市，宮津市，
　　　　　京丹後市，与謝郡
第６区・・宇治市，城陽市，八幡市，京田辺市，木津川市，
　　　　　久世郡，綴喜郡，相楽郡

参議院議員通常選挙とは

参議院議員の任期は6年ですが、参議院議員の選挙は3年ごとに半数ずつ行われます。
参議院は解散がないので、任期満了による場合のみ行われ、参議院議員が3年ごとに半数が入れ替わることになります。
衆議院議員総選挙と同じように、選挙区選挙と比例代表選挙が同時に行われます。
選挙区選挙は支持する候補者の名前を記入し、比例代表選挙は支持する候補者の名前、又は政党等の名前を記入します。
選挙区選挙は原則として都道府県が一つの選挙区になり、京都府では4人の議員が選出されます。

地方選挙

住むまちの運営を任せる代表者を選ぶ選挙が「地方選挙」です。
地方選挙には「市議会議員選挙」「府議会議員選挙」などの都道府県や市区町村（地方公共団体）の議会の議員を選ぶ選挙や「市長選挙」「府知事選挙」などの地方公共団体の長を選ぶ選挙があります。

地方議会議員選挙

都道府県議会や市区町村議会の議員の全員を選ぶ選挙です。
任期満了（4年）による場合のほかに、議会の解散で行われる場合があります。

京都市・府議会議員選挙の議員定数と選挙区（京都市内）

知事・市区町村長選挙

都道府県知事や市区町村長を選ぶ選挙です。
任期満了（4年）によって行われるほか、不信任議決による失職や退職などによっても行われます。
京都市長は京都市全体で1人、京都府知事は京都府全体で1人選びます。