選挙ってどんな風に行われているのか、みんな知ってる?
では、大まかな流れを見てみよう!
選挙を行うことと投票の日をみんなにお知らせすることを公示・告示といいます。衆議院の総選挙と参議院の通常選挙については、天皇が内閣の助言と承認に基づいて「公示」を行います。
それ以外の選挙については選挙管理委員会が「告示」を行います。
選挙に立候補する人が、決まりに従って選挙長に「立候補の届出」をします。この届出をするまでは、選挙運動ができない決まりになっています。
投票日に、投票所へ行くことが出来ない人は、期日前投票や不在者投票といった投票方法を選ぶことができます。(詳しくは、投票所に行けないときは?を見てみよう!)
公示(告示)日の翌日から投票日の前日まで、期日前投票と不在者投票をすることができます。
投票時間は一部の地域を除いて午前7時から午後8時までです。
投票のしかたは、投票の流れを見てみよう!
みんなが投票した票を開票!投票箱の中身があけられ、候補者や政党別に投票用紙を分類し、集計していきます。
各開票所の開票管理者から開票結果の報告を受けて、当選した人を決定します。当選した人には選挙管理委員会が当選証書を交付します。
得票数が同じ場合、どうなるの?
もし得票数が同じだった場合、選挙長が「くじ」で誰が当選かを決める、というルールが定められています。(公職選挙法第95条)