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精神医療審査会の仕事

精神医療審査会は、入院している患者さんの人権を守るため、必要な入院であるかどうか、又はその処遇が適当であるかどうかについて審査を行っており、相談援助課は、その事務を行っています。また、入院中の方やその保護者等から退院請求等のための相談電話を行っています。

精神医療審査会とは?

審査会は、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律(以下「法」という)に基づき、精神障害者の人権に配慮し、その適正な医療及び保護を確保するため昭和62年に設けられました。  精神科の入院形態には、以下の3つの入院形態があります。

  1. 任意入院…患者本人の意思による入院です。精神科の医療でも内科などと同様で、これが原則です。
  2. 医療保護入院…しかし、精神科医療の特性として、本人の意思に基づかなくても医療及び保護のために入院の必要がある場合、「法」に基づく保護者の同意によって入院治療ができます。
  3. 措置入院…精神障害のために自身を傷つける又は他人に害を及ぼす恐れがある場合は市長の権限で強制的に入院させることができます。

このように審査会は、患者本人の意思によらない入院や行動の制限を行われなければならない場合があるという、精神科医療の特殊性を踏まえ、医療の提供及び人権擁護の観点から入院継続の適否等の審査を行うことが役割です。

どんな業務がありますか?

  1. 精神科病院の管理者から提出された医療保護入院者の入院時の届出や、措置入院者及び医療保護入院に係る定期の報告を基に、入院の必要があるのか、又はその処遇が適当であるのかについて審査を行います。
  2. 精神病院に入院中の患者又は保護者から、市長に対し退院の請求又は処遇改善の請求があったときに、その入院が必要であるのか、又はその処遇が適当であるのかについて審査を行います。

どんな人が審査会の委員になっているのですか?

審査会の仕事は、公正さと迅速さ、そして高度の専門性が要求されます。そのため、精神医療の専門家、法律に関する専門家、学識経験を有する者という三つの異なった分野から第三者性を重視して行政の外部の方を市長が任命しています。

退院等の請求に関わる電話相談について

京都市内にある精神科病院の公衆電話には京都地方法務局人権擁護課とともに、京都市こころの健康増進センターの退院等請求専用電話番号(TEL:075−321-3031)を掲示することが義務付けられており、これらの人権にかかわるところへの通信は制限できないことになっています。