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京都市美術館コレクション展 第2期
京の画塾細見
8月25日(土)~11月25日(日)
大人500円(400) 高大生500円(400) 小中生300円(200) ( )内は20名以上の団体料金
(京都市内在住の70歳以上の方(敬老乗車証等で確認)・障害者手帳等の提示の方は無料,京都市内小中高生等は無料)
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丹羽阿樹子《遠矢》1935年 |
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家塾や私塾として近代の京都美術界を支えた画塾は,京都の日本画の一つの特色である。竹内栖鳳の「竹杖会」,山元春挙の「早苗会」,西村五雲の「晨鳥社」,西山翆嶂の「青甲社」そして堂本印象の「東丘社」や菊池契月塾・中村大三郎画塾などの多くの画塾が京都の美術や産業を支えていた。こうした戦前までの画塾の歴史を回顧する。 <コレクション展第2期「京の画塾細見」関連イベントのお知らせ> ○京都画壇「画塾」講座 鈴木百年・松年塾,山元春挙,の早苗会,竹内栖鳳の竹杖会,西村五雲の晨鳥社,菊池塾,堂本印象の東丘社,中村大三郎塾の塾を紹介。 日時:会期中毎日曜日 午後1時から午後2時30分まで 場所:当館講演室(入場券もしくは半券提示) 先着80名(事前申込不要) ①10月7日 尾﨑眞人(当館学芸課長)「竹内栖鳳と竹杖会」 ②10月14日 横谷賢一郎(大津市歴史博物館学芸主査)「山元春挙と早苗会」 ③10月21日 尾﨑眞人(当館学芸課長)「菊池塾」 ④10月28日 尾﨑眞人(当館学芸課長)「西山翆嶂と青甲社」 ⑤11月4日 小倉実子(京都国立近代美術館主任研究員)「西村五雲と晨鳥社」 ⑥11月11日 山田由希代(京都府立堂本印象美術館主任学芸員)「堂本印象と東丘社」 ⑦11月18日 植田彩芳子(京都府京都文化博物館)学芸員「中村大三郎画塾」 ⑧11月25日 尾﨑眞人(当館学芸課長)「さまざまな京の画塾」 ○京都画壇プチ講座 近代・現代美術の視点から,京都画壇で何がおきていたのかを描かれた作品から問うことで,京都画壇の歴史的役割について考えます。 日時:会期中毎日曜日 午後3時から午後4時30分まで 場所:当館講演室 講師:尾﨑眞人(当館学芸課長) 定員:先着80名(事前申込不要) ①10月7日「なぜ京都の名所絵は描かれなくなったのか」 ②10月14日「なぜ菊池契月塾は美人画競演をおこなったのか」 ③10月21日「なぜアジア外地風景はそれぞれ描かれたのか」 ④10月28日「なぜ栖鳳は大正期に生活風景画を描いたのか」 ⑤11月4日「なぜ画塾は学校制度に道を譲ったのか」 ⑥11月11日「なぜ女性画家は風俗を描くのか」 ⑦11月18日「なぜ横山大観は京都の画塾制度を否定したのか」
⑧11月25日「なぜ秋野不矩と廣田多津は戦後を乗り越えられたのか」 *内容については,変更される場合があります。ご了承下さい。 ○ギャラリートーク 日時:会期中毎土曜日(ただし,11月3日はのぞく。)午後3時から午後4時30分まで 場所:展覧会会場(要入場料) 講師:尾﨑眞人(当館学芸課長) ○夜間ギャラリートーク 日時:10月28日 午後6時30分から午後7時30分まで 場所:展覧会会場(要入場料) 講師:尾﨑眞人(当館学芸課長) ○「美術館探検パスポート」事業 ワークショップ「なりきり遊び-花や動物になろう」 日時:11月23日(金・祝)午後2時から午後4時まで 場所:美術館講演室 講師:尾﨑眞人(当館学芸課長) 対象:小学2年生から小学4年生まで(20名) 応募方法:はがきに名前・学校名・学年・連絡先電話番号を記載して美術館宛にお送りください。11月10日消印有効(参加者多数の場合は抽選,美術館より連絡)
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